東京⇔大阪間を移動するとき、飛行機派ですか?新幹線派ですか?
子供連れかどうかや、子供の年齢などの状況によって、選ぶべき移動手段も変わってきますよね。
特に、子どもが小さいうちは、子どもと親双方にとって負担が少ないのはどちらなのか?がすごく気になるポイントでしょう。
私が東京に住んでいたとき、関西方面へ旅行する場合は何の迷いもなく新幹線を選んでいたのですが、子供が生まれてからは、飛行機という選択肢がとても便利なことに気付きました・・・!
そこで、東京⇔大阪間の移動について、飛行機と新幹線のメリットやデメリットをまとめてみました。
子連れで東京~大阪を旅行される際の参考にしてもらえたら嬉しいです♪
【東京~大阪】飛行機vs新幹線 メリットとデメリットを比較!
まずは飛行機と新幹線のメリット・デメリットを確認していきましょう。
飛行機移動のメリット
それでは、飛行機を使うメリットを見ていきましょう。
- 飛行時間が短い!
→小さい子どもを長い時間座席に座らせておくことが難しいので、実際に乗っている時間が短い飛行機がGood - ベビーカーやスーツケースなど、大きな荷物は預けられるので身軽
- 機内サービスでおもちゃをくれたり、絵本を貸してもらえる
- 3歳未満は子ども料金が無料
→座席が不要である(=大人の膝の上に座る)ことが条件です
飛行機移動のデメリット
次に飛行機移動のデメリットを見ていきましょう。
- チェックインや荷物を預けるため、遅くとも搭乗時間の30分前には到着する必要がある
- 離陸時や着陸時など、座席に座っていなければいけない時間帯がある
→子どもがどんなに泣き叫んでいても、その場から動けない - 満3歳~大人とほぼ同等の料金がかかる
新幹線移動のメリット
次に、新幹線を利用した場合のメリットを見ていきましょう。
- 授乳室として使える多目的室がある
- 子どもが泣いたりぐずった時に、デッキに出たり、歩いて気分転換ができる
- 便数が多いので、席を確保しやすい&時間の融通が利きやすい
- 未就学児(0~6歳)は自由席の料金が無料/小学生(6~12歳)は子ども料金設定があり、飛行機より格安
新幹線移動のデメリット
最後に、新幹線を利用した場合のデメリットを見ていきましょう。
- ベビーカーやスーツケースなど、大きな荷物があると移動が大変
- 新幹線の発着駅(新大阪/東京/品川など)は、基本的に混んでいるので、子連れでの移動が大変
- 乗車時間は飛行機の倍以上と長い
結論:東京⇔大阪の移動は、子供の年齢によって、飛行機or新幹線を使い分けるのがおすすめです。
個人的に、3歳未満なら時間が短い飛行機一択!
満3歳以上の場合は、移動時間を取るのか、かかる金額をとるのか・・・といった選択が必要となります。
飛行機と新幹線、それぞれのメリット・デメリットを確認して、選んでくださいね。
【東京~大阪】飛行機の場合にかかる時間と料金は?
飛行機の場合、どこの空港(羽田or成田/伊丹or関空)を使うのか?また、空港から目的地の距離によっても、利便性は大きく変わってきますよね。
東京⇔大阪間の運行をしている、ANA・JAL・スターフライヤー・ジェットスター・ピーチ各社の飛行時間や目安の料金は次のようになります。
市内中心部へのアクセスの良さを考えると、やっぱりANAかJALが楽♪
飛行機を利用する場合は、早く予約をするほうが運賃を低く抑えることができます。
私はANAのマイルを貯めているので、ANA便を利用することが多いですが、GWなどの繁忙期でもセールを利用することで、羽田⇔伊丹間は片道8,000~9,000円位で購入できることが多いです。
ジェットスターやピーチといったLCCは、価格だけ見ると安いけれど、飛行時間や成田/関空までの移動時間が長くなるので、子連れ旅行にはあまり向いていないかも・・・
飛行時間 | 料金 | 便数 | |
羽田⇔伊丹(ANA/JAL) | 1時間10分 | 片道8,000~15,000円/人 (3歳未満:無料/満3歳以上12歳未満:小児運賃設定あり) | ANA/JAL共に15便/日 |
成田⇔伊丹 (ANA/JAL) | 1時間15分~20分 | 片道10,000円~/人 (3歳未満:無料/満3歳以上12歳未満:小児運賃設定あり) | ANA/JAL共に2便/日 |
羽田⇔関空(スターフライヤー) | 1時間10分~25分 | 片道10,000~15,000円/人 (3歳未満:無料/満3歳以上12歳未満:小児運賃設定あり) | 5便/日 |
成田⇔関空(ジェットスター) | 1時間20分~50分 | 片道4,000円~10,000円/人 (2歳未満:幼児料金/満2歳以上:大人と同額) | 3便/日 |
成田⇔関空 (ピーチ) | 1時間25分~40分 | 片道4,000円~10,000円/人 (3歳未満:無料/満2歳以上:大人と同額) | 2便/日 |
※飛行時間は季節や往路・復路によって変動します。
また、料金(特にLCC)は、セール期に上記よりも大幅に安くなることがあります。
【東京~大阪】新幹線の場合にかかる時間と料金は?
次に、東海道新幹線で東京⇔新大阪間を利用した場合にかかる時間と料金について、詳しく見ていきましょう。
6歳までの未就学児は自由席なら無料、指定席なら子ども料金が適用、6歳~12歳の小学生は子ども料金(大人の半額)が適用となります。
子供の人数が多い場合は、飛行機よりも新幹線のほうが格安!
東京~新大阪間を走る東海道新幹線は、運賃の割引がほとんどないんですよね。
のぞみ・ひかり・こだまの料金はほとんど変わらないので、子連れなら乗車時間がもっとも短い「のぞみ」がおすすめです。
東京⇔新大阪間 | 乗車時間 | 料金 (2019/12/4現在) |
のぞみ | 2時間30分 | グリーン車 :19,590円 (子ども<座席利用の未就学児含む>:12,490円) 普通車指定席:14,720円 (子ども<座席利用の未就学児含む>:7,350円) 普通車自由席:13,870円 (未就学児:無料/小学生:6,930円) |
ひかり | 2時間50分 | グリーン車 :19,270円 (子ども<座席利用の未就学児含む>:12,330円) 普通車指定席:14,400円 (子ども<座席利用の未就学児含む> :7,200円) 普通車自由席:13,870円 (未就学児:無料/小学生:6,930円) |
こだま | 4時間弱 | グリーン車 :19,270円 (子ども<座席利用の未就学児含む>:12,330円) 普通車指定席:14,400円 (子ども<座席利用の未就学児含む> :7,200円) 普通車自由席:13,870円 (未就学児:無料/小学生:6,930円) |
※指定席に関して、繁忙期は+200円、閑散期は-200円の価格変動あり。
【東京~大阪】飛行機と新幹線、それぞれの体験談
私は東京出身で、現在大阪に住んでいるので、年に1~2回は大阪⇔東京or関東にある実家を往復しています。
子供連れで飛行機・新幹線のどちらも複数回利用しているので、それぞれ大変だった体験談をご紹介します。
飛行機→動けない中でのギャン泣きがきつい
1番印象に残っているのは、私が次女0歳を抱っこし、夫が長女2歳を抱っこして、通路を挟んで座っていたとき。
長女の「パパいや!!」が発動してとても大変でした・・・ (※長女は、かなりのママっ子です)
飛行機は、離陸時や着陸時に座席に座っていなければならない時間帯があるのですが、その時に「ママがいい~><」と、私の方へ来ようと大泣き・・・
着陸までの15分くらいの間、ギャン泣きを続けていたので、冷や汗をかきながら、精神的にとても消耗しました。。。
また、長女は乗り物酔いをしやすく、飛行機の着陸時の振動で吐いてしまったことが数回あります。
乗り物に弱いお子さんがいる場合には、少し注意が必要かもです。(うちの長女が極端に弱いこともありますが、参考までに・・・)
新幹線→2時間以上立ちっぱなしは辛すぎた
乗車時間が1番短い「のぞみ」でも2時間半。
この2時間半をどうやって乗り切るのか・・・1番楽なのは、子のお昼寝時間に合わせて、眠ってもらうこと♪
新幹線はとにかく本数が多いので、お昼寝時間に合わせるのも容易です。
ですが・・・うちの子は抱っこでユラユラしないと寝てくれない&立ち抱っこじゃなきゃダメ!という時期があり、せっかく寝てくれても、座ることができず、2時間以上デッキで立っていたこともありました(泣)
2時間半が想像以上に長くって、結構しんどい思い出しかありません・・・
あと、新幹線最大のメリットだと思った、多目的室の利用ですが、実際は使用中で使えなかったり、使いたいときに駅員さんを見つけられなくて使えなかったり・・・
結局、授乳ケープを使って授乳することになるケースが多かったです。
子どもがタブレットなどで動画を大人しく見られるようになったら、新幹線の利用はもっと楽になると思います!
まとめ:【東京~大阪】子連れ旅行なら飛行機がおすすめ!
東京~大阪間を子供連れで移動する場合の選ぶべき移動手段(飛行機/新幹線)について、ご紹介しました。
子連れ(特に赤ちゃん連れ)の場合、とにかく移動時間が短いほど、トラブルが起こる確率も減らせるし、子供と大人両方のストレスも減るのではないかという観点から、飛行機での移動がおすすめです!
それでは、楽しい家族旅行を・・・!