まだ歩いたり、言葉を発したりしない、0歳児から保育園へ入れることに対して、罪悪感を抱いていませんか?
「こんなに小さい赤ちゃんを保育園に入れてもいいのかな?大丈夫かな?」と心配しているあなたへ。
0歳から保育園に通わせることを「かわいそう」だと思わなくてもいい理由をまとめました。
この記事を読むと、0歳から保育園に通って得られるメリットを確認したり、0歳から保育園に通わせている罪悪感が薄れるはず!
是非参考にしてもらえたらうれしいです。
0歳から保育園:保育園に通う乳幼児の割合は?
「まだ一緒にいたいけれど、保育園の1歳児クラスは激戦だから、0歳児から保育園に通わせなきゃ・・・」
「育休を長くとることができないから、すぐに復帰しなければいけない・・・」
「赤ちゃんがいてもバリバリ働きたい!」
2018年の夫婦共働き世帯の割合は、 67.01% (※)で、調査が開始された1980年から右肩上がりに伸びており、 色々な事情で0歳児から保育園へ預けるケースは少なくありません。
そこで、実際にどれくらいの赤ちゃんが0歳児クラスに通っているのかを調べてみました!
以下は、内閣府が出している令和元年版 少子化社会対策白書を基に、平成30年度の乳幼児の保育園利用者数と割合をまとめたものです。
該当年齢人口 | 保育園・認定こども園の利用者数 | 保育園・認定こども園に通う割合 | 平成25年度からの増減 | |
0歳児 | 96.3万人 | 15万人 | 15.6% | +146% |
1歳児 | 100.2万人 | 41.9万人 | 41.8% | +138% |
2歳児 | 96万人 | 49.4万人 | 51.5% | +137% |
0歳児で保育園に入っている子供の割合は、15.6%ですね。
個人的には、想像していたよりも少ない・・・!
ですが、平成25年度の同調査と比べると、0歳児~保育園を利用する子供の割合は+146%と、この5年間でもかなり増えています。
我が子以外にも、全国で約15万人の0歳の赤ちゃんが保育園を利用していると考えると、なんだか心強く思えませんか?!
0歳から保育園:「かわいそう」ではない理由①いつでも育児のプロに相談できる
認可保育園の0歳児クラスは、3人の赤ちゃんにつき1人以上の保育士の配置が義務付けられています。
また、担任の先生以外にも、園長先生や補助の先生、看護師さん、栄養士さんなど、沢山の大人に見守られながら過ごすことになります。
育児のプロに見てもらえるのって、とても有難いですよ。
特に第一子の場合、赤ちゃんとの生活の中で、心配や不安が沢山出てくると思います。
そういったときも、すぐ近くに相談できるプロがいるというのは、本当に心強いもの。
普段の生活をよく見てくれているので、アドバイスなどは的確ですし、信頼関係もあるので、安心感もありますよね。
0歳から保育園:「かわいそう」ではない理由②自宅保育よりも経験の幅が広がる
赤ちゃんと二人っきりで24時間過ごしていると、「何して遊べばいいのかな・・・?」「もっといろいろ経験させてあげたほうがいいのかな?」って思うこと、ありませんか?
たくさんのおもちゃやDVDなどがあっても、毎日となるとマンネリ化してきますよね。
保育園には同年代のお友達や、もっと大きいお兄さん・お姉さん、そして多くの先生方がいますので、日々たくさんの刺激を受けます。
また、一年を通じて色々な行事に参加したり、旬の食材を使った色々なメニューの給食を食べることもでき、経験の幅が広がるのです!
これらのことを、自宅で自分一人で行おうとしたら、相当大変ですよね?というか、私は無理です(笑)
ですので、保育園に通っているだけで、沢山の人とのふれあいや、様々な行事やイベントを経験できるというのは、とてもラッキーだと思いました!
0歳から保育園:「かわいそう」ではない理由③規則正しい生活習慣が身に付く
保育園は集団生活なので、毎日同じ時間にごはんやおやつを食べたり、お昼寝をしたりと、全体的な生活のリズムが整いやすい環境です 。
これね、当たり前と感じるかもしれませんが、生活のリズムを整えるのってとても大変!
赤ちゃんは時間とか気にしません。基本、眠くなったら眠るし、お腹が空いたら泣いてミルクを欲しがります。
生活のリズムは、大人が整えてあげる必要があり、勝手に身に付くものではありません。
保育園では、毎日同じ時間に、皆で同じことをするので、赤ちゃんであってもだんだんとそのリズムに合わせた生活ができるようになります。
週末も保育園と同じリズムで生活をすると、赤ちゃんにも保護者にもとってもラクですよ♪
0歳から保育園:「かわいそう」ではない理由④産後うつ、ノイローゼになりにくい
赤ちゃんを育てるということは、自分以外の小さな命に責任を持つということ。
実際に赤ちゃんを育てていると、ママは初めての連続ですよね。
発育段階やら離乳食、病気などの体調不良を気にかけたり、調べたり決断すべきことが本当にたくさん!
近くに実家があったり、すぐに相談できる人がいれば良いけれど、「孤育て」といって周囲の協力が得られず、1人きりで赤ちゃんと向き合っているママも少なくないです。
そのような中、程度の差はあれど、産後にうつっぽい症状が出たり、育児ノイローゼのような経験するママは多いと言われます。
保育園に預けると、赤ちゃんから完全に離れる時間ができるので、気分転換をしやすくなる=産後うつや育児ノイローゼになりにくいor回復しやすくなるといったメリットも。
日々、保育園の先生とお話する機会がありますので、子育て中の心配や気になることをすぐに相談できるようになります。
答えが出ない場合でも、誰かに話すだけで気持ちが軽くなりますよね。
まとめ:0歳から保育園はメリットもいっぱい!
0歳の赤ちゃんを保育園へ預けることの良い点について、ご紹介しました。
0歳から保育園に入れることが「かわいそう」ではない理由は4つあります。
- いつでも育児のプロに相談できる
- 赤ちゃんにとって経験の幅が広がる
- 規則正しい生活習慣が身に付く
- 産後うつ、ノイローゼになりにくい
育児をしていく上で、すごく頼れる場所となってくれるのが保育園です。
赤ちゃんにとって、保育園に入ることは、決してかわいそうではないはず。
あなたの決断に自信を持ってくださいね^^