「もうすぐ保育園が始まるけれど、慣らし保育ってどんな感じなのかな?」
「わが子と数時間も離れたことないから、保育園に慣れるか心配だな・・・」
初めての保育園は、分からないことが沢山で不安な気持ちも大きくなりますよね。
最初の壁は慣らし保育。実際はどんな感じなのか、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
私には2歳と4歳の娘がいて、0歳児の慣らし保育を合計3回体験したので、その時に分かったことや感じたことを綴っていきます。
\この記事がおすすめな人/
- 保育園の入園を控えていて、慣らし保育がどんな感じかを知りたい
- 慣らし保育中に何をしようかな♪と考えている
保育園の慣らし保育:保育期間や1日のスケジュールは?
最初に、保育園の慣らし保育の保育期間や1日のスケジュールの例を挙げていきます。
慣らし保育は2週間~最大1ヶ月
慣らし保育は、赤ちゃんが保育園という環境や保育士さんに徐々に慣れていく大切な期間。
保育園によって慣らし保育の期間は変わってきますが、2週間程度に設定している場合が多いようです。
よくある慣らし保育のスケジュール
- 1~3日目 :9:00-11:00(2時間/給食なし)
- 4~5日目 :9:00-13:00(4時間/給食あり)
- 6~10日目:9:00-16:00(7時間/給食・おやつあり)
- 11日目~ :通常保育時間
私が、第一子を保育園に預けたときの慣らし保育のスケジュールは以下の通り。
私が初めて体験した慣らし保育
- 1~3日目:9:00-11:00
- 4~6日目:9:00-13:00
- 7~8日目:9:00-16:00
(発熱→胃腸炎と続き、10日ほど間が空く) - 9~12日目:9:00-16:00
- 13日目~:通常保育
私は、職場へ復帰する日を相談することができたので、慣らし保育の期間は約1ヶ月と長めに設定していました。
しかし、蓋を開けてみると、1ヶ月(土日を除き)19日間のうち、通えたのは12日間のみ・・!
最初の8日間は休まず通えたものの、その後、発熱&解熱後に胃腸炎にかかってしまい、10日間ほど療養期間が続きました。
発熱も胃腸炎も初めての経験だったので、対応するのも大変でした。
もし慣らし保育2週間のみで復帰していたら、、と想像したら、ドキッとしましたよ><
子供の慣れ具合により慣らし保育の期間は変わる
慣らし保育の期間やスケジュールは、あらかじめ設定されていますが、子供の慣れ具合や状況によって、変わることはよくあります。
(保護者側から希望を出すこともできますし、保育園側から提案があることも)
保育園で「食事や睡眠をとれるか?」という部分が大事で、そこに問題があると、慣らし保育の期間が長くなる可能性が高まります。
ミルクも食事も完全拒否の状態で、1日預かってもらうのって難しいですし、子供もへの負担も大きいですよね・・・
何が起こるかは始まってみないと分からないので、慣らし保育の期間はできるだけ長く見積もっておくと良いでしょう。
保育園の慣らし保育体験談!0歳児で途中入園の場合
次に、0歳で途中入園した際の、慣らし保育の体験談をご紹介します。
初めての親子分離体験は子供も親もかなりツライ
特に慣らし保育が始まったばかりの頃は、これまで見たことのないような顔で、この世が終わるんじゃないかっていうくらいの泣き方をしていたので、それを見ている私も本当につらかったです。。。
それまで1時間以上子供と離れたことがなかったので、「本当にこの子は大丈夫なのかな?保育園に預けるの、早すぎたかな・・・?」とグルグル考える日が続きました。
でもね、きっと大丈夫。子供の適応力は本当にすごいし、我が子を信じて頑張りましょう!
保育園に入れることは決してかわいそうなことではないですよ。
長女のときは私も初めての経験だし、泣き顔を見て胸を痛めることが多かったのですが・・・
慣らし保育が始まって1週間もしないうちに、実は泣くのは朝のお別れのときだけで、保育園内ではほとんど泣いていない、という状態になり驚きました!
むしろ、親の私のほうがメソメソしていたかも^^;
久しぶりの一人時間は開放感がすごい!
「うちの子、大丈夫かな・・・?」と心配するのと同時に、一人の時間を満喫していましたw
平日の昼間に一人でブラブラできる開放感はすさまじく、「自由って素晴らしいな!!!」と思ったり。
やっぱり母親だって一人になる時間は必要なんだ・・・!と確信しました。
帰宅後の子供のフォローは必須
我が家の場合、長女は8ヶ月・次女は7か月のときに保育園に入りました。
初めての場所で、初めての先生やお友達に囲まれて時間を過ごすのは、やっぱり疲れますよね。
特に人見知りの激しかった長女は、入園~1歳になるまでの4ヶ月間位、帰宅後に1-2時間ほど寝てしまうことが多く、生活のリズムを整えるのに時間がかかりました。
また、いつもより「抱っこ抱っこ!」の要求が激しかったり、泣くことが増えたり・・・
仕事が始まってしまうと結構大変ですが、できるかぎり子供の気持ちが済むまで甘えさせてあげよう!と付き合っていました。
失敗談:予定を詰めすぎると子供の体調不良で全滅の恐れあり
次は、予定を入れすぎた失敗談です。。
出産後、なかなかゆっくり友人と会うことも出来なかったので、ここぞとばかりに予定を入れました。
でも、結局、10日間に渡る子供の体調不良で、全部キャンセルすることに・・・(泣)
子供の体調は急変するので、事前の約束ってなかなか難しいものなんだということを知りました・・・
一人で出来ることはいいけれど、誰かが絡む予定は余裕を持って組むこと。
そして、状況が変わるかもしれないことは、前もって心に留めておくと良いでしょう。
保育園の慣らし保育中にやったほうが良いこと
次に、保育園の慣らし保育中にやっておいたほうが良いこと、やっておけば良かったな!と思ったことをご紹介します。
何をするか、先に考えておくだけでも、慣らし保育の短い空き時間を有効活用できるのでオススメです。
複数の小児科や耳鼻科を見つける
優先順位高めでやっておいたほうがいいなと思うのが、自宅or保育園近隣で、複数の小児科・耳鼻科を見つけておくことです。
保育園1年目(特に最初の半年)は、本当によく病気をもらってくるんですよね。。。
で、小児科とか耳鼻科って、定休日が同じところが多かったりするんです・・・!
私の場合、かかりつけの小児科と耳鼻科は木曜日がお休みで・・・それに気付いたときはめちゃくちゃ焦りました(涙)
具合の悪いこどものお世話をしながら、スマホで評判の悪くないお医者さんを探すのはかなり大変なので、先に調べておくと安心できますよ。
ついでに、夜間・休日の救急病院も調べて、リスト化しておくと便利です。
哺乳瓶/コップ飲みに慣れさせる
普段から粉ミルクを飲んでいる場合は問題ないですが、母乳のみで育てている場合は、早急に哺乳瓶飲みorコップ飲みの練習が必要になります・・・!
「まあ、いざとなれば飲んでくれるんじゃない?」って思っていたのですが、いやいや・・・飲まない子は本当に飲まないんです。。。
長女は粉ミルクを飲んだとしても1回10-40ccとごく少量のみ。
哺乳瓶は完全拒否+粉ミルクもほぼ拒否だったので、なんとかストロー付きのコップでお茶を飲んでもらえるよう、毎日家で練習していました。
※保育園ではコップ飲みが推奨されていましたが、我が子はまだコップ飲みができなかったので、園にストローマグを持ち込んで使ってもらっていました。
結局、長女は粉ミルクを全然飲みませんでしたね・・・ひとまず、お茶やお水はストローマグで飲めるようになったので、なんとか通常の保育時間をお願いすることができるように。
お茶やお水も飲めなければ、長時間保育は難しいので、早い段階からストローマグの練習しておけば、もっと楽だったなぁと思いました。
リッチェルのストローマグは、長女も次女もめちゃめちゃお世話になりました♪
仕事に必要なもの等の準備をする
仕事着を用意したり、仕事に関連する本や資料を読んだり、復職の際に職場へ持っていくお菓子を選んだり・・・復帰の準備も必要ですね!
私は、仕事の中で英語を使用していたので、その感覚を取り戻すために海外のニュースサイトを見たり、聴いたり、勉強する時間に当てていました。
ずっと育児にかかりっきりだったので、頭が全然回らなくて焦りますが・・仕事が始まってしまえば、意外と大丈夫でしたよ♪
(でも、準備しておくに越したことはないですね)
自分の体をケアする
産後は体もガタガタになるけれど、なかなか自分の体のケアをする時間が取れないのも辛いところ。
なので、時間があるうちに、健康診断を受けたり、歯医者・眼科でメンテナンスをしておくと良いですね。
マッサージやリラクゼーションサロンでゆっくりするのもおすすめ♪
私はアロマトリートメントが大好きなので、長時間コースを満喫しました!心も体も元気になりますよ^^
一人の時間を満喫する!
保育園に通うまでの期間は、子供と24時間一緒で、本当に、本当に一人の時間ありませんよね・・・><
仕事が始まるとさらにバタバタした生活になるので、その前に「よく頑張ったね!」って自分へのご褒美的な使い方をしても罰は当たらないはず!
- 美容院に行く
- ショッピングをする
- カフェでゆっくりする
- 友人とランチをする
- 読書をする etc…
私は、この慣らし保育中に初めての一人カラオケに挑戦(笑)
カラオケ自体何年ぶりか分からないくらいでしたが、ひたすら懐メロを歌ったら、びっくりするぐらいスッキリして気分転換できました!
保育園からいつ呼び出しの電話がくるか分からないので、あまり遠出はできないけれど、近場で楽しめることをたくさん考えておくといいですね!
まとめ:保育園の慣らし保育は出来る限り余裕をもって挑もう!
保育園の慣らし保育のスケジュールや、私の体験談についてご紹介しました。
慣らし保育で大切なのは、とにかく「時間に余裕を持つこと」。
どの程度で我が子が保育園に慣れるのか?は、実際に始まってみないと分かりません。
だから、慣らし保育の期間もできるだけ長めに取っておいたほうが良いですし、慣らし保育中にやりたいことも時間の余裕を持って決めるのをオススメします。
新しい生活が始まる前は不安なことも多いかもしれませんが、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
親子ともに楽しい保育園ライフになりますように・・・(^^♪